自身の『casica』を振り返ってもらって

 

先日、『casica』を導入して頂いた企業で、新入社員フォロー研修に登壇しました。

今回は、その時に聞いた「新入社員の声」について差し支えない範囲で書きたいと思います。

（先方の人事担当や、新入社員の皆さんにも同意頂いております。念のため）

 

先に概要は以下の通り。

・新入社員47名に対して、新入社員研修時に「casicaの使い方」について説明

・1名あたり4冊配布

・上司やOJTトレーナーに対しては、人事から『casica』について文書で説明、協力を依頼

・今回、新入社員フォロー研修（1日）を2クラスにわけて実施

 

研修の中では、配属後の振り返りを「精神的変化」「業務遂行能力の伸長」の視点から行いました。

「業務遂行能力」の部分を『casica』で振り返ってもらいました。

 

具体的には、

・『casica』で依頼内容の理解・依頼の分析・報告・連絡・相談ができているのか？

　（新入社員研修で出来ていることのチェックを行いました）

 

・『casica』のフィードバック欄を使って、自身の強みや要改善点の洗い出し

 

・（同じ職種どうしで集まって）自身の職種のタスクと、

　タスクを遂行するための意識や能力について考察

 

など行いました。

研修の中で、新入社員に対して

『casica』で、上司先輩とやり取りして嬉しかったことを聞いてみました。

そのランキングは・・・・・・・

（※人によって表現バラバラだったので、私がカテゴライズしました）

 

第5位　

自分の為に週に1度（人によっては2週間に1度）”じっくり”話す機会が設けてくれたこと。

 

第4位

出来た事を“じっくり”と褒めてくれたこと。

（褒めてくれた記述をときどき見て、ニヤニヤしてたという意見もありました。笑）

 

第3位

ややストレッチな仕事を（先輩が巻き取らずに）ヒントやフォローをもらいながら、

自分でなんとか完遂できたこと。

 

第2位

自身のどこが、どうできていないのか、具体的にフィードバックしてくれたこと。

 

第1位

フィードバック欄の要改善点（「もっと・・・」の部分）がだんだん少なくなってきたこと。

（ある方から「始めは褒められることが多くなり、暫くしたら少なくなっていった。

それが一人前になるってことなのかも」という声もありました。）

 

 

もちろん、企業ごとで状況は異なると思いますし、サンプル数は47名なので、

一般論にはならない事は承知しています。

ただ、我々はその逆をやっていないか、少し不安に思いました。

新入社員の声に一喜一憂、左右されることはありませんが、

新入社員に対して、仕事の楽しさや自身の充実感につながるような

仕事の与え方や関与をしているでしょうか？

この問いから、様々なことが考えられそうですね。

 

このランキングを貴社の人材育成にも参考にして頂ければ幸いです。

  

最後に、お知らせです。

名古屋と東京で『casica』の無料セミナーを行います。

人事・人材開発担当限定です。

是非お申し込みください。

 

【名古屋】2月14日（木曜）19時～20時

※10時～11時は満席になりました。

https://www.casica.me/event-004/

 

【東京】2月21日（木曜）10時～11時

https://www.casica.me/event-005/

  

松本　宜大