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5/16のセミナーを終えて

~ジョブアサイン(仕事の割り振り)の重要性

 

先週16日、『casica』セミナー ジョブアサイン編を開催しました。

 

ジョブアサインとは、一言でいうと「仕事の割り振り」のことです。

人は誰しも、経験によって

・考え方

・知識

・能力

が形成されます。

その経験が偏っていると、本人の能力開発が偏ったものになりかねません。

 

マネージャーにとって、

部下にどのような仕事を割り振るか?

ジョブアサインによって、どのように部下を育成するのか?

を考えることは、非常に重要です。

 

割り振りは、ただ機械的に割り振ったのでは仕事の完遂は期待できませんし、

人材も育成されません。

本人の向き不向き、好き嫌い、意欲や能力をよく観察した上で、

本人の成長につながような、仕事の割り振りをする必要があるのです。

特に、本人の成長を最大化するには、

本人にとってストレッチな仕事を与えることがもっとも効果的だとされています。

 

目標設定やメンバーへの支援については、評価者研修やマネジメント研修で

学習します。

しかし、ジョブアサインメントについては学習する機会は十分とは言えません。

 

casica』は、上司の指示が可視化されます。

casica』を見れば、上司が新入社員に与えた仕事が

・本人の能力レベルに即した適切な指示だったのか?

がわかりますし、

・育成の観点があるか、どうか

についても、可視化されます。

マネージャーのジョブアサインの傾向が一目瞭然に判明します。

人材開発担当として、自社で行われるジョブアサインメントが適切かどうか、

点検してみるといいでしょう。

 

次回は、続編として「~進捗管理・フィードバック編」を7月に開催する予定です。

日程が確定しましたら、告知いたします。

 

松本 宜大