· 

東京と名古屋のセミナーを終えて

~「日報・週報・月報はどうするの?」

 先々週14日名古屋、先週21日東京で、セミナーを終了しました。

今回はそこで質問があったことについて書きたいと思います。

多くの方にご参加頂き、有難うございました。

「メモ専用のメモ帳という発想が面白かった」

「部下からの完了報告時に、

 上司からのフィードバックが無いというのは盲点だった」

など、終了後に、様々なご感想を頂きました。

 

セミナー終了後、様々なご質問を頂きましたが、印象的だったのは、

「日報や週報、月報を新入社員に書かせているけれども、

casica』とどう組み合わせたらいいの?」

というものでした。

 

多くの会社組織では、

新入社員が配属されてから1カ月ほどは日報(毎日何があったのか)、

だんだんと、週報(1週間に何があったのか)、

そして、月報(1か月で何があったのか)、

だいたい9か月~1年で完全に終了する(育成期間の終了)という感じでしょうか。

 

多くの会社でやり方は違うと思いますが、

日報であれ、月報であれ、

・何があったのか?

・その出来事から何を学んだのか?何を気づいたのか?

・今後、どのような行動を取るのか?

3点になると思います。

 

実は、『casica』を開発するときに

新入社員全員が陥る、ある状況が念頭にありました。

それは、、、

忘却」です。

もっと詳しく言うと

学生から社会人への環境変化の嵐の中で、

忙し過ぎて、いろんなことがあり過ぎて、忘れる

人間、忘れたことは書けません。

 

通常、日報や週報は、その日の終わりやその週の終わりに書かれます。

日報や週報は、書く時に覚えていることを元に書かれているのです。

覚えていることだけに、「学び」や「気づき」がある訳ではありません。

忘れたことの中にも大事なことはいっぱいあります。

忘れたことは、忘れたままに埋もれていきます。

これは凄い勿体ないことです。

 

casica』は、仕事のログが残ります

新入社員には、日報や週報を書く時に、『casica』を片手に持ちながら、

どんな仕事をしたのかな?と思いだしてほしいと思います。

   

松本 宜大